老齢年金とは受給資格が違う障害年金

障害年金の種類

2つのタイプがあります、それは障害基礎年金と障害厚生年金です。

多くの種類を持たぬ障害年金ですので、覚えておくべきことは国民年金を支払っている 人向けの障害基礎年金、厚生年金系の障害厚生年金だけでしょう。 障害基礎年金は障害の原因となる怪我や病気の診察を病院で受けた初診日が国民年金の 被保険者期間中であるケースにおいて支給される、と理解しておけばほぼ間違いないの ですが、20歳未満の男子や60歳以上の老女でも支給されることがあるので例外的 なことまで含めれば8割正解、ということになるでしょう。 20歳未満の男子は国民年金の被保険者ではないので、国民年金を支払っている人は 限りなく0%に近いことは皆さん重々承知していらっしゃると思います。 そうなるとどんな障害を持ったり重い疾患にかかろうと障害年金を受け取ることは 不可能になってしまうので、それではあまりにも不憫で気の毒です。 なので初診日が20歳になる前の男子(女子でも大丈夫です)は20歳になった時に 支給の対象だと認められるように定められています。 60歳以上の老女のケースだとその年齢になっていれば国民年金の支払いは完了 しているのですが、だからといって今更障害年金を支給するわけにはいきません、 と不親切な対応をするわけもなく、65歳までの期間なら申請すれば支給されるので 遠慮せずにどんどん申請すればオッケーです。 65歳を過ぎると障害も多くなるのでほとんどが対象者になりかねない、という理由で 65歳までと定められているのかは知りませんが、ここがリミットなのを忘れずに 覚えておけば将来障害を持った時に助かるかもしれません。 例外に含まれなさそうな年齢の男女が障害を持った時に支給されるかどうかの判断、 というか条件として設けられている定義には、障害となる傷病の初診日が65歳未満 でありその月の前々月までの過去1年間に保険料の未納がないこと、これが肝心です。 保険料を支払っていなければ当然手当を受けられないのです。 またその1年間だけをみられるのではなく、初診日のある月の前々月までの総加入期間 において、3分の2以上の期間で保険料を納めているあるいは免除されていることも 条件に含まれています。 少しくらいなら未納の期間があっても障害年金は支給されますよ、ということです。 支給される金額は障害等級によって違い、1級なら年間100万円近く、2級なら 年間100万円弱が障害状態である限り支給され続けます。 もうひとつは障害厚生年金で、厚生年金の加入者にのみ関係があることは一目瞭然で 国民年金に加入している人は受け取ることのない障害年金です。 厚生年金の被保険者である期間中に初診日がある病気や怪我をした場合に支給される、 と定められていますので厚生年金の加入者なら誰だって無関係ではないのですが、 国民年金の加入者は逆にほとんどの方が関わることの無い年金です。 厚生年金に加入していても怪我や病気の程度が軽ければ支給されることはありませんが、 障害の程度が国民年金法施行令の等級で1級・2級・3級のいずれかに該当する人、 あるいは厚生年金保険法施行令に該当する場合に支給されることになります。 厚生年金に加入していれば無条件で病気になったら貰える、転んで怪我をしたから すぐに申請しよう、とそこまでお手軽なものではありません。 それなりに深刻な障害でなければ支給される資格は得られません。 障害が軽度である場合、初診日から5年以内に順調に回復して障害年金を受給可能 なほどの障害ではなく「これなら健康な身体に近いし大丈夫、障害年金は支給しない けどきっとあなたならやっていけますよ」と言われそうな軽い障害が残った場合には、 障害手当金が支給されることもあります。 障害年金のように継続的に毎年支給されることはありませんが、それでも軽い障害 だから何も支給しない、というわけではないのでもし自分がその対象になるかも、 と考えられるのなら一度問い合わせをしたり専門家に尋ねて確認しましょう。